検察官とはどんな職務を行うのか

検察官の職務とは、警察などから送致を受けた事件や、直接検察官に告訴(犯罪被害者が申告すること)・告発(被害者以外の第三者が申告すること)のあった事件、また検察官が認知している事件について、起訴・不起訴を決定するための捜査を行います。
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起訴は、日本では検察官のみしか出来ず、警察官にはその権限はありません。捜査の仕方は、被疑者や参考人の関係者などの取り調べ、証拠となる品の捜索や差し押さえ、またその証拠品の分析などを行います。そして、これらの捜査から被疑者が犯罪を犯したことが明確になり、その罪に対して処罰が必要と見なされた場合、裁判所に起訴状を提出して起訴します。こうした捜査は、検察官の他に秘書的役割の事務官や副検事などが行います。
また、東京・大阪・名古屋の地方検察庁には、特捜部(特別捜査部)という部門が設置されており、公正取引委員会・証券取引等監視委員会・国税庁などが告発した事件や、企業の汚職事件などについて独自に捜査しています。また、この三都市以外の地方検察庁にも、特別刑事部という独自捜査を行う部門が設置されています。
こうして起訴した事件について、公判で立証し、適正な判決を求めていきます。そのために裁判の執行を指揮・監督することもします。